産褥期はいつまでなのか?
2023/11/01
妊娠によって変化した体が、出産を終えて妊娠前の状態に戻るまでの期間を「産褥期」と呼びます。
この産褥期は、具体的にいつからいつまでなのでしょうか。
今回は、産褥期の期間について解説いたします。
産褥期はいつまで?
目安は8週間後
一般的に産褥期とは、出産直後から8週間後を指します。
そのため「産後8週間までが産褥期」と覚えておくとよいでしょう。
産褥期の区分
産褥期の期間には、3つの区分が設けられています。
・出産から2週間後
・2週間から4週間後
・5週間から8週間後
産褥期に区分が設けられているのは、それぞれの時期で体の状態や過ごし方が異なるためです。
出産から2週間後は安静にし、赤ちゃんの世話をしながら体力を回復させることを優先しましょう。
2〜4週間を迎える頃には、少しずつ体を動かし始めることが大切です。
身の回りの片付けや炊事を行い、疲れたらすぐに休息をとりましょう。
5週間を過ぎた頃には、ずいぶん回復してきたと感じる方も少なくないでしょう。
この時期からは、散歩や買物など短時間の外出を行うとよいでしょう。
ただし、急な体調の変化が起こる可能性もあることから、遠出や旅行などは避けることが大切です。
まとめ
産褥期とは「産後から8週間後までの期間」を指します。
3つの期間に区分されており、それぞれの時期に合った過ごし方をして回復につとめましょう。
静岡市の『ノア助産院』では、出産・分娩から産褥期のケアまで、トータルでサポートいたします。
ご自宅での出産をご希望の際は、当院にお問い合わせください。