産後の不眠の原因とは?
2023/10/22
出産を機に、不眠に悩まされる女性は少なくないと言われています。
産後の不眠は、何が原因なのでしょうか。
今回は、産後の不眠の原因について解説いたします。
産後の不眠の原因
ホルモンバランス
妊娠中は、女性ホルモンを構成する「プロゲステロン」と「エストロゲン」の両方が大量に分泌されます。
しかし、出産を終えると、ホルモンの分泌量が急激に減ってしまうのです。
急激なホルモンバランスの変化は、不眠だけでなく肌荒れや便秘といったさまざまな不調につながります。
3カ月が経過する頃には落ち着いてくるため、出産から3カ月までは「不眠はホルモンバランスの影響」と考えるのも1つの方法です。
生活スタイルの変化
出産後はこれまでと生活スタイルが一変し、赤ちゃんを中心とした生活になります。
夜間の授乳と赤ちゃんの夜泣きは、不眠を招く大きな原因です。
生活スタイルの変化は、産後の不眠の原因でも特に多いと言えます。
産後うつ
出産から3カ月の間に起こりやすいとされている産後うつも、不眠の原因です。
昼夜を問わずに授乳を行うことで、細切れにしか睡眠を取れなくなり、不眠に陥ってしまいます。
また周囲に頼れる人がいない場合は、精神的な不安と重圧から産後うつを発症し、眠れなくなることもしばしばです。
まとめ
産後の不眠の原因には、ホルモンバランス・生活スタイルの変化・産後うつなどが挙げられます。
いずれも出産後の女性の心身に大きな負担を与えることが、不眠になってしまう原因です。
静岡市の『ノア助産院』では、出産・分娩はもちろんのこと、産後のサポートも行っております。
産後の不眠にお悩みの際は、当院にご相談ください。